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ピーター・ドラッカー「現代経営学」から学ぶリスク整理

リスク整理

こんにちは!

また暑くなってきましたね!

でも風は涼しい気がするので昼間でも仕事は行えています。

私が常々感じていた事

本日は私が常々感じていた事を表現してみようと思います。

私が20年以上勤めていた会社を辞めた時に考えていたことです。

たぶんこの説明が一番、「理にかなってる」気がしていますので宜しくお願いします。

 

リスク整理

会社を辞める時に考えたのはやはり「リスク」です。

人生の選択を迫られた時に考えるのは「リスク」ですよね?

まずはリスクの整理からさせて頂きます。

日本やアメリカでは経営の神様的存在として崇められているピーター・ドラッカーが『リスク』について整理しています。

その前に彼は「現代経営学」あるいは「マネジメント(management)」 の発明者として知られていますがマネジメントの一環として『リスク』について言及しています。

「マネジメント」は時々間違って捉えられている様ですね!

マネジメントと聞くと”管理”することと思いがちですが、

本当のマネジメントは
●「人が共同して成果を上げることを可能とし、

  強みを発揮させ弱みを無意味なものにすることである」

と、ピーター・ドラッカー『新しい現実』で定義しています。

もう少し具体的に説明しますと、

●「目標、目的を達成するために必要な要素を分析し、

  成功するために手を打つこと。」

●「組織(会社など)の目的を能率的に達成するために、

  組織の維持・発展を図ること」

となっています。

その中で選択を行う時に重要になってくるのが、

「リスクの捉え方・考え方」です。

4つの種類のリスク

ドラッカーさんは

「リスクには基本的に4つの種類がある」と定義しています。

①負うべきリスク

②負えるリスク

③負えないリスク

④負わないことによるリスク

 (ドラッカー『創造する経営者』より)

上記の様に分類して,意思決定を行う上でとても重要としています。

大切なことは、「リスクの大小はリスクの大きさではなくリスクの性格で判断する」としています。

リスクは”大きさ”で判断しがちですよね!!

①は必ず負わなければいけないリスク

・よく製薬会社の新薬開発が挙げられてますが、新薬開発には開発費が膨大にかかるが行わなければ会社の存続に関わる取らなければならないリスク。

②は負っても大丈夫なリスク

・選択可能であるが負っても問題無いリスク

③は負うと会社が潰れてしまうようなリスク

・選択しては絶対にいけないリスク

④は今までと変わらないことによって生じるリスク

・将来性に関わる事であり(機会損失)これが一番な重要で間違いやすい気がしています。

リスク整理なので”企業”に限った話しでは無く個人の選択にも当てはまります。

特に④「今までと変わらないことによって生じるリスク」は、「後悔」と照らし合わせて考えるとわかりやすいと思います。

人生の選択に於いて「後悔」はしたく無いですよね!

ただ二者択一の様な選択の場面に合ったら、必ず一方しか選択できない訳であり人間なので、

「あの時、反対を選んでいたらどうなっていたんだろうな~」と考えてしまうのは仕方が無いことだと思います。

特にその時に選択した方が厳しかったり、うまく行かなかったりしたら尚更でしょう。

そんな時私は、「後で後悔の少ない方」を、その時に選択する様にしています。

選択している以上、後悔が発生するのは当たり前です。

だったらどちらを選択しても”後で後悔が少ない”と言える方を選ぶ様にしています。

「④負わないことによるリスク」と照らし合わせて見ると、

サラリーマンが独立する時など後回しにしがちです。

確かにリスクが多き過ぎますものね!

ただこのままサラリーマンを行っていて良いのか?

これも大きなリスクです。

海外勢に押され元気の無い日本の製造業、雇用は縮小していると言うのに定年は延びている現状、年金問題もしかりで、サラリーマンを取り巻く状況で良い話が殆ど無いのが現状です。

アベノミクスでデフレ経済を克服するとは言っても調子が良かったのは最初だけです。

私が会社を辞めた選択をしたのは、今、「負わないことによるリスクの方が大きい」と考えたからであり、

今、行動を起こさないと「後で後悔が大きくなる」と考えたからです。

ただ”脱サラ”を勧めているいる訳では無いですよ!

私も本当はしばらく復業で行きたかったのですが、私の場合は転勤を伴う出向命令が出たので行えなかったです。

それでも後悔の少ない方を選択している自信はあります。

退社に至った概要は伝わりましたかね?

本日も、最後までお読み頂きましてありがとうございました。

また、宜しくお願いします。